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神祭の芸能 俄・踊り・神楽 第2回目を開催しました。

ページID:0006029 更新日:2017年2月17日更新 印刷ページ表示

佐喜浜の俄の現在

浦青年会会長上田庄吾さん、高田隼人さんを迎えて、俄のつらさ・おもしろさ・伝えていうこと

第2回目の講座は実際に外部講師のお二方と脚本を書いて下さった谷口さんと一緒に俄を演じて下さいました

講義の様子

始めに佐藤先生より佐喜浜俄の講義 登場前、のれんで準備する谷口さん いよいよ始まります。
神20 神26 神23
あぶらだ区長役の高田さん あ~べ総理役の上田さん

今回は津波にかけて「地震」と「自身」を神頼み!という俄でした。(区長が総理に地震がいつくるのか?という質問を行いその答えは自身がないという返しとなる)

神27 神29 紙22
終演後、佐藤先生から、演者へ質問している様子
神30 神33 神31

神25 

楽しい俄をありがとうございました。

佐喜浜俄は江戸時代から始まり台本は440本を越えるそうですが、一度も同じ台本で行ったことがないそうです。時代時代にあった新しい台本でつくりあげることを大切とし、演じられてきています。それだけの台本を作り続けることもさることながら、継承していくことの難しさも、講義の中ではお話しがありました。

佐喜浜俄については、国の保存を有する無形文化財・県の無形文化財に指定されており、毎年10月第2日曜日八幡宮の大祭で演じられています 。また高知県立図書館、本学の図書館にもその台本が集約された『室戸市佐喜浜町俄台本集成』がありますので、ご興味のある方は是非お手にとってみてはいかがでしょうか。