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神祭の芸能、俄・踊り・神楽 第6回を開催しました。

ページID:0006252 更新日:2017年3月21日更新 印刷ページ表示

池川神楽と名野川神楽と

本学大学院修了・神楽研究の堅田泰宏さんと吉岡國弘さんを迎えて/神楽の構成から/神楽は祭り?

講義の様子
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 高知県内の9つのエリアに現存している神楽。いずれも山深い場所です。今回はいの町(旧・池川町)に伝わる池川神楽と、仁淀川町(旧・吾川村)の名野川神楽に焦点を当てました。

 ゲスト講師に、本学大学院で名野川神楽を研究した堅田泰宏さん、池川神楽を研究した吉岡國弘さんのお二人をお迎えして、二つの神楽の共通点と相違点を比較したり、それぞれの舞台様式や面、舞を詳しく掘り下げて紹介していただきました。

 名野川神楽は神職のみが舞うことを許された神事です。一方、池川神楽は舞い手を一般の人(女性含む)にも募り、県外・海外で公演を行うなど広く活動の場を広げていきました。

 吉岡さんは研究者であるだけでなく、実際に池川神楽の舞い手でもあります。演者ならではの視点で舞の動きを解説するなど、貴重なお話を聞くことができました。