本文
高知県立大学では、平成22年4月より、健康科学を探究する看護学部、社会福祉学部および健康栄養学部の3学部が池キャンパスに結集しました。これを機に「県民の健康長寿を促進すること」を大目的に掲げて、「健康長寿センター」が始動しました。本センターの設立は、山根洋右前学長のご発案によるものです。専任の教職員と、看護学部、社会福祉学部、健康栄養学部、さらに地域教育研究センターより1~3名の健康長寿センター運営委員が活動に参画しています。センター長は、池田光徳がその任にあたっています。
平成22年11月には、本学と高知医療センターとの間で包括連携に関する協定が結ばれました。同じく池地区にあります高知医療センターとの協働は、本センターの活動に不可欠です。本センターがその目的を達成するためには、地域の医療専門職者の知識と技術の向上を助けること、公開講座などを通じて県民の皆様へ啓発活動を行うこと、さらに健康・長寿を進めるためのエビデンスを蓄積しながら研究することが大切だと考えています。
高知県民、医療関係者ならびに医療保健行政の方々には、高知県立大学健康長寿センターは高知県を日本一の健康長寿県にするための実働部隊として活動しているのだというご理解を賜り、本センターへの御支援と御鞭撻をお願い申し上げます。
高知県立大学健康長寿センター
センター長 池田光徳