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平成22年度(2010年度)留学報告1 (台湾文藻外語学院)

ページID:0000237 更新日:2015年2月1日更新 印刷ページ表示

留学(研修)レポート

台湾文藻外語学院・長期留学プログラム

 両大学の教育・研究における協力および交流を推進することを目的に、一年度中に二人の交換留学生(一年間)を受け入れることができるとし、交流を行っています。(平成19年1月協定締結)


 2011年05月30日現在、文化学部4回生 田中美亜さんが台湾文藻外語学院に留学中です。留学先からレポートが届きました。


留学中間報告

田中美亜(文化学部4回生)

  現在、台湾に留学中の田中です。こちらでの生活などを報告したいと思います。
 今、台湾は気温が毎日30度近くあり、4月なのにもう夏のように暑くなってきました。私が想像していたよりも暑く、寮ではクーラーがないと暑くて耐えられないぐらいです。私はここで、メインの中国語の学習は毎朝2時間の中国語センターで受けています。この授業は10人以下の少人数制で全て中国語で行われます。先生は台湾人です。授業は教科書に沿って進められますが、話がそれることも度々あります。この中国語センターには様々な国の人が来ていて、私のクラスにはオーストラリア・カナダ・ドイツ・韓国・フランス・スペイン人がいます。クラスメート達はすでに台湾で1年以上生活している人が多く、中国語のレベルもとても高いので、毎日刺激を受けながら勉強しています。授業では発言することが求められますが、先生が1人ずつ指名して発言する機会を与えることは少なく、自分から進んで発言しなければいけません。最初の頃はクラスメート達の能力についていけず、1日1回も発言できないこともありました。でも1日に何回と自分で目標を決めて発言するようにしてから、だんだんと話せるようになってきました。
  日常での会話も中国語学習の大きな1つです。台湾で生活しているおかげで、授業習った単語や文法などをすぐに試すことができ、通じるととても嬉しく、自信につながります。また、文藻外語学院では応用中国語学科の生徒が実習として外国人に中国語を教えるという制度があります。私は今、3人の生徒から週6時間教えてもらっています。私が学びたいことを中心に教えてくれるので、私が日常で疑問に思ったことなど気軽に質問できます。1対1で行うので、リラックスして臨むことができます。とても意欲的な人たちで、熱心に教えてくれるので、とても感謝しています。
 台湾での生活は驚くことばかりです。まず交通です。高雄は交通があまり発達していないので、多くの人が車やオートバイに乗ります。特にオートバイの量は本当に多く、日本では見られない光景が広がっています。また、交通規則も緩いのでヘルメットをかぶっていない人、3、4人で1つのオートバイに乗っている人、犬と一緒に乗っている人などもたくさんいます。さらに、50、60キロを出すのが当たり前なのでバスや車を追い抜いていくオートバイを見ることはもはや日常茶飯事です。しかし、それだけのオートバイの量に駐車場の数が追いついていないので、ほとんどの人が歩道にオートバイや車を止めます。最初はとても驚きましたが、今ではもう歩道をまっすぐ歩けない生活にも慣れました。次に、食べ物です。台湾はお店の料理がとても安く、一食約150円ぐらいで食べられます。スーパーで材料を買って自分で作るのと変わらないぐらいなので、普通の家庭でも外で買った物を家で食べることが多いそうです。私が特に驚いたのが、お店のほとんどが外に席があることです。外に席がないところも、大体が外で調理をしています。外で、大きな洗面器のような物の上にまな板を乗せてキャベツを切っている人を見たときは本当に驚きました。また、日本にない食べ物もたくさんあり、臭豆腐と呼ばれるとてつもなく臭い豆腐や、アヒルの頭や爪などには衝撃をうけました。食べられない物もたくさんありますが、1度は試してみるようにしています。日本で見たことがないものを見つけるのもここでの生活の楽しみの1つになっています。
 このような環境の中であと約3ヶ月の間、色々なことを経験し、チャレンジしていきたいと思います。

台湾での様子1台湾での様子2

台湾での様子3

台湾での生活の様子


 2011年03月16日現在、文化学部3回生 竹内優香理さんが台湾文藻外語学院に留学中です。留学先からレポートが届きました。


留学中間報告

竹内 優香理(文化学部3回生)

 高知女子大学のみなさん、こんにちは。
 日本は今、寒いようですが、台湾はもう暖かいです。
 私が9月に台湾に来てから、7ヶ月が経ちました。 台湾では友達もたくさん増え、毎日楽しく生活しています。
 私は今、台湾の南部にある高雄という所に住んでいますが、台北、台南、台中、旗津などたくさんの地域を訪れました。では、私の台湾での生活と、冬休みの旅行について話したいと思います。
 私の台湾での生活は、月曜から金曜まで、毎日2時間の中国語の授業がメインです。前期(9~1月)は、10時から12時までの2時間、後期(現在)は、8時から10時までの2時間です。中国語の授業は華語中心というところで行われていています。
 前期の最初は、とても不安でしたが、現在ではクラスにも慣れ、授業中はたくさん中国語を話すので毎日とても楽しいです。クラスメイトは、留学生はもちろん、私費留学生、仕事で台湾に来た人たちなどです。クラスで友達がどんどん増えていくので、友達と話すことで語学力も伸びますし、とても楽しく学べます。現在は木曜の午後から2時間、中国語会話のクラスを受けています。このクラスでは、教科書に出てくる文法や単語を参考にして、クラスメイトとペアになって会話します。このクラスでも新しい友達が増えて、とても楽しく学んでいます。また、授業内容はとても日常で役立つ表現ばかりなので、外出した時や友人と話す時によく使います。その他には、私は英語の授業を受けています。前期は週4時間、後期は週2時間受けています。ライティングのクラスで、先生が出したテーマに沿って課題を提出します。小テストや中間・期末テストもあります。テストは少し難しいですが、とても勉強になります。残りの時間は、日本語学科の学生との日本語会話練習、応用中国語学科の学生との中国語会話です。
 1月後半から2月後半までは冬休みでした。その間私は香港と東南アジアに行きました。前期に仲良くなったマレーシアの友人の家に遊びに行ったり、日本人の友人たちと香港に行ったりしました。旅行中はもちろん英語を主に使いましたが、中国語もたくさん使いました。香港では、ベトナム語のような言葉が話されていて理解できませんでしたが、台湾で学習した中国語が通じたのでとても嬉しかったです。冬休みの旅行を通して、中国語を話すことのおもしろさを実感しました。
 台湾での授業は6月末までなので、残り約4ヶ月あります。たくさんの友人と、良い学習環境に恵まれ、時間があっという間に過ぎていきますが、残りも楽しみつつ学んでいきます。

台湾での様子1台湾での様子2

台湾での生活の様子