高知県立大学同窓会

しらさぎ会

高知県立大学

しらさぎ会の皆様

しらさぎ会の会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。平成29年度よりしらさぎ会顧問を務めてさせていただいております、副学長の五百藏と申します。改めてよろしくお願い致します。

 第2回目となるこのお便りでは、昨年に関係したイベントを中心にご報告させていただきます。昨年10月8日になりますが、山口支部総会が開催され、出席させていただきました。その節には岡村志津枝様、樋田公子様、藤屋みどり様、村上浩子様、道中亜紀様には大変お世話になりました。前日より今西一実社会福祉学部名誉教授と久しぶりにお会いできる機会に恵まれ、旧交を温めることができました。総会では、現在高知県立大学での国際交流活動をテーマとしたお話しをさせていただきました。当日は天気もよく、檜皮葺の国宝瑠璃光寺五重塔(1442年)の見学や第22回アートふる山口での山口市中心部の町並み散策も楽しませていただきました。本学の在学生がどのような活動をし、どのような活躍をしているのかを卒業生の方々にお伝えしていくことが大事であると改めて実感しました。山口支部の皆様、どうも有難うございました。

 また、12月26日には永国寺キャンパスにて、高知県立大学地域教育研究センター、健康長寿センター、国際交流センターの3センター合同主催による『平成29年度
域学共生連携拡大会議――知っちゅう?
県民大学の「使い方」』というイベントを開催しました。今回の企画は、「県民大学」として本学が日頃から行っていることをもっと外部の方々に知っていただこう、さらに、高知県内の地域の方々とおこなっていけることを考えてみよう、企業の方々にも知っていただこう、ということで企画した事業でした。2015年4月、本学は、「域学共生」という理念の下、4つの学部の垣根を越え全学にわたる取組みとして「地域共生推進士養成プログラム」を開始しました。「地域」の「域」、「大学」の「学」、そして「共生」ということばから作られたこの「域学共生」という標語を私たちは大事にしています。人づくりは即ち未来への準備に他なりません。私たちは、地域が大学を変え、大学が地域を変えていくという相互の循環作用を活かし、目の前の課題解決に取り組みながらも、10年後、20年後の未来づくりを進めていける人づくり、世界との繋がりの中で生きていくことのできる人づくりを進めていきたいと考えています。このような取り組みの中に、しらさぎ会からいただいたごご寄附が大きく役立っております。この場を借りてお礼申し上げます。