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文化学部が日本語検定で「日本商工会議所 会頭賞」を3度目の受賞!

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文化学部は、令和5年度第2回の日本語検定(2級・3級)において全国でも非常に優秀な成績を収め、日本語検定委員会より団体表彰「日本商工会議所・会頭賞」を受賞いたしました。今回の受賞は、文化学部にとっては令和3年度第1回、同第2回に次ぐ通算3度目の栄誉になります。

 さて、今回の受賞の要因について改めて考えてみると、次のことが挙げられると思います。

 まずは、伝統の力です。振り返ると、文化学部では平成22年度から日本語検定の準会場での実施を始め、まもなく15年目を迎えようとしています。このため、これまでの受検データが蓄積されており、担当者はデータを分析し、結果を学部内で共有するとともに、学生の受検指導に役立てています。

 次に、支援システムの力です。

 学習管理システム(Moodle)の中に「日本語力向上コース」を設け、受検級別の問題や解答上の注意点、設問別の攻略法、四字熟語の対策法、参考書を紹介したり、合格体験記を掲載するなどして学習法や心構えの重要性を伝えています。この結果、課外での検定学習に効果を上げています。

 他方、日本語学、国語教育、日本語教育の科目などでは日本語検定の出題内容を部分的に取り上げるとともに、受検者には参考書として『スキルアップ! 日本語力―大学生のための日本語練習帳』『ステップアップ日本語講座上級』(東京書籍)などによる自主学習を促しています。

それから、今回は特に3・4回生で2級が未合格の学生に向けて、「社会で通用する日本語力を身に付けて卒業しよう!」と再度の受検を勧め、激励した結果、全体の合格率が上昇しています。

 今後も、文化学部生の日本語の総合的な運用能力向上のために効果的な啓蒙と支援を続けていきたいと思います。


 

令和5年度「日本語検定」文化学部の得点率・合格率

 

第2回(11月実施) 2級 3級
得点率 72.6%(69.1%) 82.4%(72.2%)
合格率 29.3%(27.2%) 77.8%(60.4%)

*( )内は全国の大学・高専

(各種検定試験委員会委員長 井上次夫)

※写真をクリックすると大きな画像が表示されます。

日本語検定


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