2月1日(土曜日)公開講演会「中島敦と〈南洋行〉」のお知らせ
更新日:2020年1月23日更新
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文化学部の教員数名が関わっている高知県立大学戦略的研究推進プロジェクト「永国寺キャンパスを拠点とした地域文化資源の保存・整備と利活用に関する実践的研究」では、『越境する人々 移住・移民を考えるための50冊』刊行を記念して連続公開講演会を実施します。第1回は『中島敦と〈南洋〉-同時代〈南洋〉表象とテクスト生成過程から』(翰林書房、2016年)の筆者・杉岡歩美先生をお迎えして、以下の通り開催予定です。
演題:中島敦と〈南洋行〉
講師:杉岡歩美(同志社大学)
日時:令和2年2月1日(土曜日)14時00分~15時30分
場所:高知県立大学永国寺図書館1階ディスカッションルーム
*申し込みは不要ですが、永国寺図書館の入館には利用登録が必要です。詳細は以下をご参照ください。
ご利用案内/学外の方
「戦時下、〈日本〉の委任統治領であった〈南洋〉に訪れた作家、中島敦。ゴーギャンに倣い〈未開〉への憧憬を持った彼が〈南洋〉で得たのは何か」(杉岡歩美『中島敦と〈南洋〉』の帯より抜粋)。中島敦の〈南洋〉体験は作品にどう反映されていったのか。他作家の〈南洋もの〉にいかに対峙しながら自らの作品を描いたのか。中島敦の〈南洋行〉の軌跡をたどっていきます。
みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。