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神祭の芸能 俄・踊り・神楽 第4回目を開催しました。

ページID:0006086 更新日:2017年2月21日更新 印刷ページ表示

踊りと踊り歌

踊り、踊り歌はどのように見られてきたか/夏目漱石「坊っちゃん」と鹿持雅澄(かもつまさずみ)「巷謡編」の間

高知大学名誉教授 井出幸男先生をお迎えし、踊りと踊り歌がどのように見られてきたのかという事に対しては歴史的に、夏目漱石の「坊ちゃん」については、高知にまつわる本文を引用し、先生の解釈を伺いました。また鹿持雅澄は土佐の国学者で万葉集の研究者であったが、この「巷謡編」は土佐の民俗歌謡の集成であり、総論から何編かご紹介いただきました。

講義の様子
第4回目1 第4回目2 第4回目3

 高知には約200を超える「踊り」があると言われているそうですが、先生自身もその全てを「追う」ことができていないそうです。それは、昔は神事であった「祭り」が現在継承している「祭り」では内容が変化している事もあるということのようです。また、歴史的には「盆踊りの心得」として時代によっては規制が入ることもあったそうですが。講座で紹介のあった高知県の花取り踊りは盛大な内容が残っているものもあるので、規制もきつくしたり緩くしたり、その時代時代に合わせて揺れ動きがあったのではないかということもお話されていました。先生のお話から、全国の中で高知は踊りが一番多いそうです。みなさんご存知でしたか?次回は「舞と踊りの場」是非お越し下さい。