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2023年5月25日(木曜日)高知新聞掲載 「認知症=終わり」ではない 当事者が県大で講演

 令和5年5月10日(水曜日)に、池キャンパスにて社会福祉学部の授業として、丹野智文氏の講演が開かれました。

「私らしく生き生きと暮らす」

 若年性認知症と診断された丹野智文さんが「私らしく生き生きと暮らす」をテーマに、社会福祉学部の学生や教職員228名に向けて講演しました。

 丹野さんは異変を感じてからの経緯や診断直後の心境を説明し、当時、病気についてインターネットで調べると「2年で寝たきり」「10年で死亡」など絶望的な情報ばかりだったと話し、1年半ほど泣いて過ごしたが、別の認知症当事者が笑顔で生活しているのを見て、気持ちを切り替えることができたと語りました。

 さらに、認知症になると周囲が心配して本人ができることまでも奪ってしまい、自立を阻んでしまうことがあると指摘し、「守られすぎることで機能の低下を招く。できることは自分でするために、どうサポートすればいいかを考えてほしい」と訴えました。

 

2023年5月25日 高知新聞掲載

高知新聞記事

※画像をクリックすると大きく表示されます。


​丹野さんは自動車販売会社のトップセールスマンとして働いていた2013年に、若年性アルツハイマー型認知症と診断された。現在は年間180回ほど、国内外で認知症啓発の講演をしている。


 

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