ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 研究 > 【研究者情報】 井上 次夫

【研究者情報】 井上 次夫

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年12月27日更新

井上 次夫  INOUE Tsugio

職位 教授
役職 文化学部教務委員長文化学部、教員免許状更新講習実施部会長
所属 文化学部 文化学科
教員紹介

jglobal rmap

  井上次夫先生 

大学生や社会人に求められる能力の一つに言語コミュニケーション能力があります。「話す」「書く」ことによって表現し、伝達する能力です。
日常生活の中で誤って聞かれたり読まれたりするのは、一つには受ける側の理解不足や不注意が原因ですが、他方では伝達する側の拙さ・不注意が原因の場合も多くあります。例えば、話し言葉ではあいまいな発音、かぼそい声、早口などですし、書き言葉ではあいまいな表現、読みにくい文字、誤字などが考えられます。しかし、実は、いずれも表現し伝達する側の、受ける側に対する配慮に欠ける「一方的な自己表現」が大きな原因であることを自覚しなければなりません。いくら自分では表現し伝達したつもりでも、結果として誤解され、伝達されなかった場合に困るのは、結局は伝達した側になるからです。
では、どのようにすれば正しく効果的に表現したり伝達したりする能力が身に付けられるのでしょうか。それは、表現し伝達するうえで持たなければならない精神、つまり「相手への配慮」の問題について認識することから始まります。
このようなことに興味のある皆さん、中学・高校の国語教員を目指す皆さん、その精神の問題と日本語表現との関係について本学で私と一緒に追究してみませんか。

研究者略歴

学位 修士(言語・文化学) (大阪外国語大学、1998年)
学歴・職歴

【学歴】
 1998年 大阪外国語大学大学院 外国語学研究科 日本語学専攻 修士課程 修了

【職歴】
 1982年-2001年 奈良県立高等学校教諭
 1991年9月-1993年8月 中華人民共和国東北林業大学外語系文教専家
 2001年-2013年 国立小山工業高等専門学校一般科:
           2001年 助教授、2007年 准教授、2010年 教授
           2003年5月-2004年2月 筑波大学大学院文芸・言語研究科
                       (文部科学省派遣内地研究員)
 2013年-2015年 国立高等専門学校機構奈良工業高等専門学校一般教科 教授
          (人事交流派遣教員)
 2015年より現職 高知県立大学文化学部 教授

専門分野 日本語学、国語教育学
所属学会

日本語学会
日本語文法学会
全国大学国語教育学会
日本国語教育学会
日本語教育学会
専門日本語教育学会
奈良教育大学国文学会
大阪大学言語社会学会

研究SEEDS

研究テーマ

・言語教育における日本語学の応用研究

・オンライン授業、ICT活用指導力

研究概要

・国語教育における言語の知識・技能の効果的な指導法についてオンライン授業とICT活用指導力の観点から研究を行っている。

相談可能な領域

・国語力、日本語力

・文章表現に関する指導法

・国語一般に関する講座、講演

・漢字検定または日本語検定に関する講座、指導(2021年日本商工会議所会頭賞受賞)

キーワード

 日本語学、国語教育、日本語教育、国語講座、教材開発、オンライン授業、ICT活用

関連SDGs (関連性の高い順)

 

研究業績

主要研究論文等

・井上 次夫:「外国人留学生の送り仮名分析」、『高知県立大学紀要 文化学部編』、第71巻 (2022)

・井上 次夫:「同期型オンライン授業における教師の言語表現(前編)-必要とされる資質・能力」、
 『高知県立大学文化論叢』、9号、pp. 1-18 (2021)

・井上 次夫:「『伊勢物語』23段の教材研究(2)-本文の注釈と論点の分析」、
 『高知県立大学紀要 文化学部編』、第70巻、pp. 1-19 (2021)

・井上 次夫:「『伊勢物語』23段の教材研究(1)-本文の注釈と論点の分析」、
 『高知県立大学紀要 文化学部編』、第69巻、pp. 1-16 (2020)

・井上 次夫:「伝統的な言語文化としての古典(古文)教育の新展開-「いま・ここ・我が事」に
 引き寄せる学習」、『高知県立大学文化論叢』、8号、pp. 74-88 (2020)

・井上 次夫:「コーパスによる語史と現代語誌 起きる・起こる(生じる・生ずる)」、『日本語学』、
 39-2、明治書院 (2020)

・井上 次夫:「『目』や『眼』を含むことばから見えてくるもの」、『aromatia』、27巻5号(149)、
 フレグランスジャーナル、pp. 36-38 (2019)

・井上 次夫:「発生動詞の位相分析-起きる・起こる・生じる・生ずる-」、
 『高知県立大学紀要 文化学部編』、第68巻、pp. 37-50 (2019)

・井上 次夫:「語彙の多様性と難易度から見た意見文の分析-中国・韓国の日本語学習者と
 日本人大学生を例に-」、『高知県立大学紀要 文化学部編』、第67巻、pp. 29-42 (2018)

・井上 次夫:「国語教材における図版類の活用-理解補助から読解指導へ」、
 『高知県立大学紀要 文化学部編』、第66巻、pp. 1-15 (2017)

・井上 次夫:「傾向を表す接尾辞の分析-ガチとギミ(再考)-」、『高知県立大学 文化論叢』、4号、
 pp. 21-40 (2016)

・井上 次夫:「文末のタ形重複が表す『さし迫った要求』-アスペクトのムード化-」、
 『高知県立大学紀要 文化学部編』、第65巻、pp. 1-15 (2016)

主な著書

・ 編著:『次世代に伝えたい新しい古典-「令和」の言語文化の享受と継承に向けて』、武蔵野書院、
 東京(2020)

・ 共著:『大学的高知ガイド-こだわりの歩き方』、昭和堂、京都(2019)

科学研究費

・研究課題:オンライン授業におけるICT活用指導技術の習得・運用・評価に関する基礎的研究 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2021年4月 – 2024年3月
 代表者 :井上 次夫 高知県立大学 文化学部 教授
 分担者 :小野 雄一 筑波大学 人文社会系 教授
      中村 篤人 奈良工業高等専門学校 電子制御工学科 准教授

・研究課題:日本語コーパスと内省に基づく論述文語彙指導のためのWeb教材開発とその評価 研究代表者
 研究種目:基盤研究(C)
 研究期間:2013年4月 – 2018年3月
 代表者 :井上 次夫 高知県立大学 文化学部 教授
 分担者 :中村 篤人 奈良工業高等専門学校 電子制御工学科 講師

・研究課題:母語の読解と第二言語読解の関係についての多角的研究
 研究種目:基盤研究(B)
 研究期間:2011年4月 – 2015年3月
 代表者 :柴崎 秀子 長岡技術科学大学 工学(系)研究科(研究院) 教授
 分担者 :玉岡 賀津雄 名古屋大学 大学院国際文化研究科 教授
      牧岡 省吾 大阪府立大学 大学院人間社会学部 教授
      時本 真吾 目白大学 外国学部 教授
      井上 次夫 小山工業高等専門学校 一般科
      小野 雄一 筑波大学 人文社会科学研究系 助教

競争的資金など

・高知県立大学戦略的研究推進プロジェクト
 「言語文化教育としての「民話」を活用した学術的・国際的な地域還元型教育」(2018・2019年度)

・豊橋技術科学大学・高専連携教育研究プロジェクト「日本語の語彙能力と運用力」
 (研究代表者2010年度-2013年度)

・豊橋技術科学大学・高専連携教育研究プロジェクト「日本語コミュニケーション能力」
 (研究分担者2009年度-2012年度)

・漢検研究助成金「漢字の難易度」2000年度、「誤りやすい送り仮名」2002年度、
 「送り仮名能力と送り仮名意識」2004年度

主な受賞歴・特許など

・文部科学大臣賞(文部科学省・全国高専教育研究集会講演論文、2010年8月)

・優秀教員表彰(国立高等専門学校機構小山工業高等専門学校、2011年7月)

・優秀発表賞(全国高専教育研究フォーラム、2012年8月)

・優秀ポスター賞(全国高専教育研究フォーラム、2012年8月)

・高専教育論文賞(国立高等専門学校機構、2013年3月)

・高知出版学術賞:『次世代に伝えたい新しい古典―「令和」の言語文化の享受と継承に向けて』
 武蔵野書院2020年(高知市文化振興事業団、2021年3月)

主な社会貢献

・高知大学教育学部非常勤講師(2016年度-現在)

・高知県立大学教員免許状更新講習講師Ⅰ(2015年度-現在)

・高知県立大学教員免許状更新講習講師Ⅱ(2015年度-現在)

・全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)弁論部門大会審査委員長(2020年度)

・全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)弁論部門プレ大会審査委員長(2019年度)

・高知県高校生伝えるチカラ選手権弁論部門審査委員会委員長(2017・2018年度)

・高知県教職員資質・指導力審査委員会評価委員長(2016年度)

・高知県学習問題(国語)作成委託業務に関するプロポーザル審査委員会委員長(2015年度)

・栃木県小山市教育委員会図書館協議会副委員長(2011年度)・委員長(2012年度)

・文部科学省・国立教育政策研究所「全国的な学力調査」(中学校国語)問題分析委員会委員
 (2006・2007年度)

・BJTビジネス日本語能力テスト(JLRT)問題作成者(2006年度-2010年度)

・公益財団法人高知市文化振興事業団高知市立中央公民館講座講師

・テレビ朝日「くりぃむクイズ ミラクル9」クイズ問題監修協力

・高校生のための文化講座(高知県立大学文化学部)


ピックアップ

研究者情報バナー

高知県立大学学術情報リポジトリ