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【研究者情報】 大井 方子

ページID:0018414 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

大井 方子  OI Masako

職位 教授
役職  
所属 文化学部 文化学科
教員紹介  経済学は、産業や市場などにおいて、個々の企業や個人の意思決定がどのように相互に作用しているのか、また、意思決定に何が影響しているのか、そして、人々の幸福度を引き上げるにはどのような政策を取ればいいのかなどを考える学問です。
 私は経済学のなかでも、労働経済学を専門としており、その実証研究をしています。つまり、働くということに関して、経済学的に考えるとこういうことが起きているのではないか、と実際のデータを使って示しています。例えば、労働経済学のトピックの一つとして少子化問題があります。子供を産み育てること、仕事と両立させることという意思決定・行動に何がどう影響しているかを、経済学を用いて考え、それをデータで示すということは、エビデンス(証拠)に基づいた政策形成を推進しようという昨今、大きな意味があります。
 経済学という道具を用いて社会を見ると、理解が深まり、面白いと思うことが多々あります。データを見ながら一緒に考えることができたら嬉しく思います。

研究者略歴

学位 修士(経済学) (東京大学、1995年)
学歴・職歴

【学歴】
 1993年 東京大学 経済学部 経済学科 卒業
 2000年 東京大学大学院 経済学研究科 第2種博士課程 単位修得退学

【職歴】
 1997年10月-2000年3月  郵政省郵政研究所 リサーチアソシエート
    (同期間、東京大学大学院へ郵政省より派遣)
 2000年 東京大学 社会科学研究所 助手
 2003年 高知短期大学 講師
 2004年 高知短期大学 准教授
 2007年-2008年 Oxford大学St Antony's College, Nissan Instituteof Japanese Studies 客員研究員
 2009年 高知短期大学 教授(2016年4月-高知県立大学 教授 兼職)
 2009年-2011年 高知短期大学 学生部長
 2015年  高知県立大学 教授(高知短期大学 教授 兼職-2016年3月)
 2016年  高知県立大学 教授

【その他資格】
 専門社会調査士

専門分野 労働経済学、計量経済学
所属学会

日本経済学会
地域活性学会
​社会政策学会
日本社会関係学会

研究SEEDS

研究テーマ

 技術革新、教育と労働に関する実証研究

研究概要

・計測されたTFPと技術革新と需要の関係

・労働者自らIT化に対応することが賃金にもたらす影響

・大学進学率

・地域差

相談可能な領域

 経済、進学率、労働、統計

キーワード

 経済、統計、労働

関連SDGs (関連性の高い順)

 

研究業績

主要研究論文等

・大井 方子:「大学進学率の推移に関する考察」、高知短期大学発行『社会科学論集』第106号、pp. 1-21
 (2015)

主な著書

・大井 方子:「土佐の街路市」、pp. 30-31、「高知の労働」、pp. 368-369『大学的高知ガイド』
 高知県立大学文化学部 編、昭和堂、京都(2019)

主な社会貢献

・高知地方労働審議会委員

・高知地方最低賃金審議会委員

・高知県独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構運営協議会委員

・高知県職業能力開発審議会委員

・高知市廃棄物処理運営審議会委員(2005年10月-2019年9月)

・高知新聞「閑人調」執筆(2016年5月-2017年4月、2週に1回)

・「統計学」非常勤講師(高知大学人文学部、2014年度)

・「労働経済論」非常勤講師(高知大学人文学部、2012-2014年度)

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