本文
本学名誉教授・松崎淳子先生の講義を行いました
7月6日(月曜日)、池キャンパスで開かれた「地域学概論」では、本学名誉教授・松崎淳子先生をゲストスピーカーに招き、講義を行いました。
テーマは土佐伝統食研究会代表を務めている先生の専門分野である、食に関すること。「高知県の食について~地域の課題と解決~」と題して行いました。
講義では、高知は文化的にも経済的にも中央から遠い土地であり、そのおかげで古いものがいくらでもある、といった話や、高温多雨や長い日照時間といった風土の話から、高知の食文化や成り立ちについて丁寧にお話いただきました。
本講義の受講により、県外生は高知の文化を知ることができ、県内生は高知の食文化がどのように成り立ったのか、また、当時の雰囲気を感じることができたのではないかと思います。
講義冒頭、先生は「皆さんが地域に出られるのであれば、地域にはお年寄りがいる。その人たちと話をする話題を作られればいいなと思い、講義を受けた。」とおっしゃっていました。受講した学生たちは話題以上の知識を得られたと思います。