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高知県立大学地域教育研究センターでは、令和6年1月から、集落活動センター※のイベント等の参加を主とした課外活動について「集落活動センター活性化支援事業」として高知県と協働し実施しています。
この事業は、高知県が、集落活動センターでの様々な地域活動をとおして、高知県立大学の学生に地域の現状や課題を知ってもらい、集落活動センターの取り組みへの意見を出してもらったり、のちの地域活動のきっかけづくりとなることを願って実施するものです。
地域教育研究センターでは、こうした課外活動を通じて、学生の地域理解と実践力の向上を図るとともに、地域社会とのつながりを育むことを大切にしています。
※集落活動センターとは、地域住民の皆さまが主体となって、地域外からの人材も受け入れながら、旧小学校や集会所など を拠点に、それぞれの地域の課題やニーズに応じて、生活、福祉、産業、防災といった様々な活動 に総合的に取り組む仕組みです。
― 島の鼓動に触れた二日間 ―
高知県西部に浮かぶ鵜来島。かつては人口約440人を誇ったこの島も、現在の住民はわずか13人。
そんな小さな島で、今も大切に受け継がれている秋祭りに、学生2名がボランティアとして参加しました。
【1日目】祭りの運営支援と交流
11時に島に到着した後、昼食の配布を手伝いながら、島民の方々と挨拶を交わしました。
午後は、まつりの目玉である「練り」の様子を記録撮影しつつ、島外からの来訪者に「どこから来たか」「祭りの感想」といったアンケート実施の支援を行いました。
片付けを行った後、夜には宿泊者や島民との打ち上げに参加し、世代や地域を越えた交流ができました。
【2日目】学びの時間
翌朝は早くから屋台や神事の道具の片付けを開始し、祭りの裏方支援を行いました。
その後、集落活動センターの会長から鵜来島の歴史や春日祭り、地域の課題などについてお話を伺い、学生たちは自分の意見を交えながら積極的に質問し活発な意見交換会となりました。
また、他大学の学生も交え、島の未来について、学生同士で話し合う姿も見られました。
午後は、島巡りを行った後、祭りのために島外から借用した用品の船への積み込み作業も手伝いました。
学生から、「鵜来島の人口は13人と聞き驚きました。そんな小さな島で行われる祭りに参加できたことは本当に感動的でした。お年寄りから若者、子供まで、幅広い世代の人たちが一緒に楽しんでいる空間は、温かくて力強いものでした。また、祭り運営の中心となる方々の高齢化や、継承の課題について集落活動センター会長から直接お話を伺えたことは、自分にとって大きな学びとなりました。」という声が届きました。
島の伝統を守りながら、島民と来訪者が心を通わせる秋祭り。
この温かな行事にボランティアとして参加した学生たちは、地域の伝統や課題に触れ、地域の皆さまとの交流の中で多くを学びました。
鵜来島の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
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本学の学生が、10月12日(日曜日)に高知市で、高知県の集落活動センターが集まる食のイベント「ふるさと・えいもん集マルシェ」の販売支援ボランティア活動に参加しました。
・学生サークル コメリッシュに所属している学生
・地域を元気にできるイベントに興味があって参加した学生
・イベントを通して、中山間地域の特産品や県内様々な集落活動センターの取り組みについて学び、高知県の中山間地域の活性化について知識を深める機会にしたいと考えている学生
など、様々な視点からボランティア活動を希望した学生が参加し、集落活動センターの方々と協働してイベントを盛り上げました!
販売支援をしながら、集落活動センターの方から特産品やセンターの取り組みのお話を伺ったり、色々な地域の特産品を見学したりするなど、学生にとって大変有意義な学びとなりました。
活動後、学生から「商品の説明やクイズラリーを通して中山間地域の魅力や特徴が分かりやすく紹介され、活動されている皆さんの地域への深い思いを感じました。」「今回のマルシェのようなイベントでは、地域の方々と県外から訪れた方々が交流する機会となり、地域の魅力を多くの人に知っていただくことができました。さらに、他地域での取り組みについて学ぶ場にもなり、様々な人とのつながりが生まれることを実感しました。」という声も届いています。
集落活動センターの皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
活動の様子

本学の学生が、8月23日(土曜日)と24日(日曜日)に、仁淀川町 集落活動センターしもなの郷で開催された「Feel the love in NIYODOGAWA」開催支援に参加しました。
晩夏の奥仁淀リバーサイドフェス「Feel the love in NIYODOGAWA」は、地元の皆さんとともに「自然・食・音楽・楽しい時間」を満喫できる一日として開催されました。
学生は「地域の方々と交流し、高知のことをもっと知りたい」という思いから、このイベントへの参加を希望しました。
今回の活動では、学生がイベント受付係を担当。抽選券の説明や会場案内、来場者のカウントなどを行いました。
抽選券はスタンプラリー形式で、来場者への説明が必要な場面も多く、最初は伝え方に苦戦する様子もありましたが、次第に慣れ始めると、来場者にも積極的に声をかけながら丁寧な対応ができていたようです。
受付業務が落ち着いた時間帯には、学生もイベントに参加し、地域の方々との交流を楽しむ時間を持つことができました。
イベント終了後には、スタッフ同士で意見交換の場が設けられ、アメリカや愛媛など遠方から参加しているスタッフの話を聞く機会もあり、多様な視点に触れる貴重な時間となったようです。翌日には、地域の現状や課題について、集落活動センターしもなの郷の会長から直接お話を伺う機会もあり、地域への理解を深めるきっかけとなりました。
今回の活動をとおして、学生は地域との関わり方やイベント運営を学び、今後の学びや活動に活かせる有意義な機会となりました。
集落活動センターしもなの郷の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子


本学の学生が、8月25日(月曜日)と27日(水曜日)に、日高村 集落活動センターミライエで開催された「子ども食堂・預かり事業ボランティア」に参加しました。
今回の活動には、学生2名が参加し、集落活動センターの方々や地域支援企画員の皆さまとともに、実施されました。
学生は、カードゲームやボードゲームを通じて子どもたちと交流し、子供たちも大変楽しんでいたようです。
宿題支援の時間には、学生がわかりやすく説明しながらサポートする場面もあったとのことで、子どもたちが安心して学習に取り組める環境づくりに貢献できたようです。活動を通じて、地域のスタッフの方々とも協力しながら、子どもたちとの関わりを深める機会となりました。
参加した学生は「子ども食堂に関心がある」「子どもの居場所づくりに興味がある」といった思いを持って活動に臨んでおり、今後の学びや成長につながる有意義な経験となりました。
集落活動センターミライエの皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子


本学の学生が、8月30日(土曜日)に、四万十町集落活動センター仁井田のりん家地区で開催された「夏祭り」において、運営支援を行いました。
学生たちは、事前の打ち合わせから参加し、当日の出し物(屋台)の内容についても企画段階から案を出し、限られた予算の中で「どんな内容であれば子どもたちが喜んでくれるか」、「どんな内容であれば実現可能か」を模索しながら準備を進めました。
当日は、学生が企画した「ピンポン落とし」や「輪投げゲーム」の屋台に沢山の子どもたちが参加し、笑顔あふれる時間を提供することができました。
また、カラオケ大会への出場やもち投げへの参加など、地域の皆さまとともに祭りを盛り上げました。
盆踊りにも加わり、地域の伝統文化に触れる貴重な機会となりました。
今回の活動を通じて、学生たちは地域の方々との交流を深め、地域の魅力や課題を肌で感じることができ、今後の学びや成長につながる非常に有意義な経験となりました。
集落活動センターりん家の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子

本学の学生が、8月19日(火曜日)に、香美市 集落活動センター美良布「まなぼう×つながろう!香北の夏やすみ」の運営支援を行いました。
当日は、集落活動センターの方、社会福祉協議会の方と一緒にイベントの運営支援を行いました。
午前中は、小学生の宿題の見守りをしました。昼食は、道の駅美良布で購入し、子供たちと一緒に机を囲んで楽しくいただきました。
午後は、子供たちと一緒に保冷剤を使ったアロマジェルポットづくり体験の補助などを行いました。
本イベントに参加した学生にとって、地域の方々との交流を通じて、地域を知り、地域を学ぶ貴重な経験となりました。
集落活動センター美良布の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子

本学の学生が、8月3日(日曜日)に、本山町 集落活動センター汗見川「ちっとええぜよ汗見川(夏の汗見川フル満喫イベント)」の運営支援を行いました。
当日は、朝8時に現地へ到着し、会場設営やスタッフとの打合せから活動を開始。
水上畳走り大会では、川に浮かべた畳の固定や綱引きなど、力仕事を中心にイベントの安全運営を支えました。
また、竹の水鉄砲づくりイベントの補助を担当し、作り方を教えたり、完成した水鉄砲で一緒に遊んだりすることで、子どもたちとの交流を深めました。イベント終了後は、会場の片付けを手際よく行い、地域の方々から感謝の言葉をいただきました。
最後に、汗見川ふれいあい清流館を見学し、集落活動センター汗見川の地域づくりの取り組みについて学ぶ時間をいただきました。学生にとって、地域の方々との交流を通じて、地域を知り、地域を学ぶ貴重な経験となりました。
集落活動センター汗見川の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子


本学の学生が、8月2日(土曜日)~3日(日曜日)に、東洋町 集落活動センターなぎ「きもきもきもだめしイベント」の運営支援を行いました。
初日は、到着後、ボランティア内容の説明を受けてからイベント準備を開始しました。イベントでは学生企画の出し物もあり、学生同士で意見を出し合いながら、運営を工夫して積極的に取り組んでいたようです。夕方からは、縁日や地域子ども食堂、受付など、イベントの運営支援を行いながら、地域の方々と楽しく交流しました。
2日目は、会場の片付け・清掃を行った後、地域の方々との交流会に参加しました。
学生は、皆様との交流を通して、地域を知り、地域とのつながりを深める貴重な経験ができました。
集落活動センターなぎの皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子

本学の学生が、8月2日(土曜日)~3日(日曜日)に、集落活動センターだんだんの里「七夕まつり」の開催支援を行いました。
初日は、地域の方から、七夕まつりや地域産業の話(鳥形山の石灰産業)などを伺いました。また、笹に七夕の飾りつけを行った後、夜には懇親会に参加して翌日の士気を高めました!
2日目は、開催準備を自発的に行いつつ、合間の時間には、地域の課題などについて伺い、地域についてさらに深く学びました。午後からのイベントにおいても、積極的に活動し、地域の方々も大変喜ばれていたとのことです。
学生は、地域住民の皆様との交流を通して地域を知り、地域を学ぶことができました。
集落活動センターだんだんの里の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
本学の学生3名が、7月27日(日曜日)に集落活動センター汗見川地区の「汗見川清流マラソン大会」の運営支援を行いました。
昨年度に引き続き参加した学生2名は、ボランティア経験を活かし、ランナーが給水しやすいよう、ドリンクの置き方など工夫をしてマラソンランナーの熱中症対策支援ができていたようです。今年度初参加の学生は、自身がマラソン大会に参加した経験もあり、ランナーへの声掛けや、ゴミの分別など積極的に動けていたようです。
学生は、地域住民の皆様との交流を通して地域を知り、地域を学ぶことができました。
集落活動センター汗見川の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子

本学の学生が、7月27日(日曜日)~28日(月曜日)に集落活動センターこだまが開催する「どろんこ運動会」の競技参加及び撤収作業を行いました。
当日は、泥まみれになりながら積極的に競技に参加し、地域の運動会を盛り上げました!翌日には、運動会の撤収作業を積極的に手伝い、地域の方からも喜ばれていたとのことでした。
学生は、地域住民の皆様との交流を通して地域の実情や良さを学ぶことができました。
集落活動センターこだまの皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子


本学の学生が、7月26日(土曜日)にいの町の集落活動センター氷室の里で開催された「特産原木まいたけの植土」の作業支援に行ってきました。
地域の方と一緒に、完熟したほだ木1800個を保管室から屋外に出し、コンテナに入れて運び、畑にほだ木を敷き詰めるなどの埴土作業支援を行いました。学生から「氷室のまいたけを食べてみたい!」「収穫作業もぜひ手伝いたい!」「貴重な経験ができました。」「前回のほだ木がこんな風に成長していてびっくりした」との感想がありました。地域の方は「昨年は17時までかかったが、今回は11時には終了することができた」と大変喜ばれていたとのことです。
お昼には、地域の方が準備くださったカレーをいただきながら滞在型ボランティアなど地域の取り組みについて聞き取りしたり、スイカ割りをしたりするなどし、地域の方との交流を楽しみました。
地域資源を活かした活動などについて学ぶことができ、学生にとって大変有意義な時間となりました。
集落活動センター氷室の里の皆さま、地域の皆さま、ありがとうございました。
●活動の様子


