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高知県立大学健康長寿センター          OFFICE HOUR          ​1  

「平成30年度訪問看護スタートアップ研修(後期)」開講式 開催報告

ページID:0012794 更新日:2018年10月29日更新 印刷ページ表示

「平成30年度訪問看護スタートアップ研修」開講式 開催報告

平成30年10月2日(火曜日)、11時~11時30分

 

 「平成30年度訪問看護スタートアップ研修(後期)」の開講式を執り行いました。

 全域枠9名を迎え、高知県健康政策医療政策課及び受講者の所属施設の責任者の皆様にもご臨席いただき、研修のスタートを切りました。

 野嶋佐由美学長から「高齢者と人口減少が進んでいる高知県では、誰もが安心して暮らし続けることが出来る健康長寿県を目指しており、地域包括ケアを進めていくこと、医療モデルから生活モデルへ、患者中心を考え、サービスを受けて、ケアが提供できるように展開していくことが非常に重要になっています。患者さんだけでなく、家族の心理的、身体的な面が生活にどのように影響し、どのような思いで自宅で生活をしているかを、大学で得た知識、エビデンスを統合し、俯瞰的なものの見方が出来る訪問看護師になっていただきたい」と期待と励ましの言葉がありました。

 また、高知県健康政策部医療政策課長清水貴也様からは、「県中央に人口や医療機関などが集中するという、一極集中型の社会構造で訪問看護ステーションも地域偏在しています。研修が終了する頃には、中山間地域等の訪問看護ステーションや医療機関で訪問看護師として活躍いただき、高知県の在宅医療を地域で支えていただけることを期待しています」とメッセージをいただきました。

 この激励を受け、受講生代表として、訪問看護ステーションすさきの市川麻紀さんが「高知県の訪問看護を推進する役割を再認識し、研修で学ぶ責任を感じている。県民の方がどの地域であっても、住みなれた場所で生活できるよう看護を提供して行く為に、3ヶ月間訪問看護について学び研鑽していきたい」と、挨拶しました。

 受講生は訪問看護に対しての思いや課題を持っており、この研修を受けることで、課題の解決や、更なる目標へと進んでいくことと思います。高知県の在宅医療を支え、それぞれの地域で活躍できるよう、研修を通して支援していきます。

集合写真   受講生