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日時:令和7年11月4日(火)19時00分〜21時00分
方法:ハイブリッド開催(看護学部棟C313、またはオンライン参加)
参加者:12名(本学大学院修了生8名、学部卒業生1名、博士前期課程学生2名、教員4名)
令和元年の開催以降、約6年ぶりに小児看護学領域 事例検討会を開催いたしました。県内だけでなく、中国地方や九州地方で小児看護専門看護師として活躍されている方々に、多くご参加いただきました。
事例提供者は、今年4月から小児看護学領域の助教として着任しました佃が務めさせていただきました。学童期のお子さんとご家族の事例を取り上げ、最善のケアを行う上での援助関係の構築や、倫理的課題を孕む意思決定支援などについて、活発なディスカッションを行うことができました。身体的苦痛を伴う入院治療がお子さんにとってどのような体験か、その入院生活に付き添うご家族はどのような体験をしているのか、様々な視点から推察しながら必要なケアをチームで検討していく重要性を再確認する機会となりました。
大学院修了生だけでなく、学部卒業生や博士前期課程の在学生も参加され、ネットワークづくりや交流の場にもなりました。
次回は2月頃の開催を予定しております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
日時:令和7年7月21日(月・祝)9時30分〜11時30分
方法:ハイブリッド開催
参加者:11名(本学大学院修了生5名、博士前期課程学生2名、教員4名)
本会開催にあたり冒頭では、自己紹介も含めて参加者の近況報告を行いました。その後、大学院生ならびに修了生から1)大学院での学びの活用、2)働き方改革や業務の効率化が求められるなかでの子どもと家族へのケアの保障、3)かかわる時間が限られる外来での看護実践について話題提供があり、意見交換を行いました。それぞれ難しい状況のなかにあっても、「子どもと家族に最善のケアを届ける」という共通の目標に向けて、組織分析を行い、少しずつ出来ることから取り組み続けることや仲間づくりの重要性、困難と考えられる背景を掴んで解決の糸口を見出すことに大学院で学んだ知識体系や理論が役立つこと、実践を可視化する記録の工夫などについて、様々な視点から意見交換を行いました。
修了生だけでなく、博士前期課程の在学生が出会う機会でもある本会の開催により、修了生と在学生との交流やネットワークづくりの場にもなりました。ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
来年度も夏頃に開催予定です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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高谷研究室 Tel&Fax 088-847-8614 e-mail takatani★cc.u-kochi.ac.jp
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