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領域紹介


ページID:1027307 更新日:2026年7月24日更新 印刷ページ表示

​看護基盤分野

​看護臨床分野​

​広域看護分野​

看護基盤分野

医学総合

教員構成 島本 亮
領域紹介 医学総合は、看護学の土台となる医学的知識を統合的に学ぶ領域です。人体の構造と機能、病態、診断、治療を個別の知識として学ぶだけでなく、臓器・疾患・症候をつなげて理解することを重視しています。臨床医としての視点も踏まえながら、看護学生が患者の状態を医学的に捉え、看護実践へ結びつける力を身につけることを目指しています。
活動内容 講義では、基礎医学と臨床医学を関連づけ、患者に生じている症状や検査所見、治療の意味を理解できるよう支援しています。事例、画像、検査データ、臨床経過などを活用し、学生が「観察すべきこと」「判断すべきこと」「看護につなげるべきこと」を考える授業を行っています。さらに、看護研究・卒業研究の指導を通じて、医学的根拠と看護学的視点を結びつけた学修を支援しています。

公衆衛生学

教員構成 立木 隆広
領域紹介 教育と研究を両輪として、学生及び地域への貢献を目標として活動をしています。
公衆衛生学は、集団の健康課題を取り扱う学問でその範囲は広いです。このため、看護学とも密接に関連します。したがって、公衆衛生学を学ぶことで看護学をより広い視点で捉えることの助けになります。
教育では、公衆衛生学、疫学等の学修支援を通して、看護をはじめとする様々な立場で、健康の維持増進に貢献できる人材の育成に努めています。
研究では、地域住民を対象にした疫学研究を中心に研究活動を積極的に行っています。
教室だけの学びだけでなく、地域に出向き健康課題を考えアクティブに学びたい方は、ぜひ公衆衛生学の扉を叩いてみてください。
活動内容 教育では、公衆衛生学、疫学、健康管理論等を担当しています。最新の知見も示しながら公衆衛生学の基礎からの理解の支援を行っています。また、現代の医学・看護には欠かせないEBM・EBNに必要不可欠な学問の一つである疫学の理解も基礎から支援しています。そして、これらを利活用し看護の立場からどのように健康管理支援ができるかを考え実践に結びつく力の育成を支援しています。
研究では、主に骨粗鬆症、サルコペニア、フレイルを研究テーマにした疫学研究、木質住宅環境と健康の関連を探究する学際的研究を行っています。
地域貢献として、研究を基盤として地域とのつながりを創出し、健康の維持増進に関する講演等を行っています。

基礎看護学

教員構成 畦地 博子・瓜生 浩子・加藤 昭尚・源田 美香・宮地 佐和子・依岡 美里
領域紹介 看護学の基礎となる領域です。「人間」「健康」「生活」「環境」そして「看護」について理解すること、また、これら相互のかかわりの深さを知り、人が健康を回復・保持・増進するための援助や看護の機能について学んでいきます。また、対象となる人の個別性を尊重すること、根拠を考えて行動することを大切にしており、看護を実践する上で必要な基本的看護技術について、原理原則を学ぶだけでなく、対象者に合わせて安全かつ安楽に実施する方法を考えていきます。さらに、看護研究、看護理論、看護哲学、看護倫理などを学び、看護学を探究していきます。
活動内容 基礎看護学では、看護学を構築する理論、研究、倫理について学ぶと共に、看護技術や援助関係形成に関する技術を学びます。授業では、学生同士でロールプレイを行ったり、自分たちの技術をビデオに録画して分析したり、グループで討議したりして、「聴く」だけの授業ではなく、考えて、発見のできる授業を目指しています。また、できるだけ実践的に看護技術を身につけられるように、さまざまなモデル人形やシミュレーターを活用したり、教材の工夫にも取り組んでいます。学生の皆さんが4年間を通して看護技術の習得と看護実践能力の向上に主体的に取り組めるように、「基本的な看護技術の学習記録」を活用した学修支援にも力を入れています。

看護管理学

教員構成 久保田 聰美
領域紹介 看護職が提供する「看護」の質をよりよくしていくための理論や方略を学ぶ領域です。つまり、看護管理者だけでなく、すべての看護職者にとって基盤となる領域です。具体的にはシステム思考を用いて看護現象の本質と機能を追求する(「何のため?を問い続ける」)ことにより、問題解決能力の育成を図るとともに、組織の成り立ちと人々の協働に必要な理論を学習することにより、効果的で効率的な看護システムのあり方と運用について学ぶことを目指しています。
活動内容 地域の看護職者と共に定期的にケア検討会を開催しています。そこでは、提供頂いた具体的な事例における問題の本質と問題解決のための方策について議論しています。また、会の後半では大学院生からの事例に関連する理論や研究論文の情報提供を行うことで、臨床における看護の質保証につながる視点が生まれ、大学院生の学びの場としても機能しています。学部生は、チーム医療実習において他職種の役割や多職種連携の実際を学び、更に看護管理実習においては、座学で学んだシステム思考を用いて、実習施設における医療システムの実態を機能的視点から整理・分析し、可視化する作業から、今後の医療あるいは看護のめざす姿を考察しています。

看護臨床分野

成人看護学(急性期看護学)

教員構成 大川 宣容・村川 由加理・森本 紗磨美・神家 ひとみ
領域紹介 病気やその治療、あるいは事故により急激に健康レベルが低下した状態にある人の看護に焦点をあてて学びます。生命危機状態に伴う生体反応だけでなく、心理的反応やこれまでの生活、社会活動にも目を向け、対象の全人的な理解に基づく看護について理解を深めます。そして、一人ひとりの尊厳を守り、その人らしく生きることを支える看護について考えます。
治療を終えた後も患者・家族の生活は続きます。苦痛を和らげ、消耗を最小限に抑え、回復を促していく看護を一緒に考えていきましょう。
活動内容 動画教材や高機能シミュレーター、グループ討議、シミュレーション演習を通して、急性期看護に必要なアセスメント能力と実践力を育成し、臨地実習への準備性を高めています。
生命危機状態にある患者や手術を受ける患者の看護に関する研究を行い、その成果を学会や専門誌で発表しています。また、学部生の看護研究では、患者の療養体験、臓器提供、心肺蘇生などをテーマに取り組み、学会発表を行っています。

成人看護学(慢性期看護学)

教員構成 内田 雅子・山中 福子・上村 明咲・田中 雅美
領域紹介 慢性の病気をもつ成人は、病状の変化に対応しながら、家庭や仕事などの社会的役割を担い、自分らしい生活を築いています。 
慢性看護学領域では、その人が人生経験や病気とともに生きる経験から培った力・知恵・価値観・希望を尊重します。 
さらに、生活環境や社会的状況にも目を向け、パーソン・センタード・ケアに基づいて共に健康課題を解決し、生活を方向づける力とウェルビーイングを支える看護援助を探究しています。 
活動内容

学生や臨床看護師と共に、慢性の病気をもつ成人のウェルビーイングと看護ケアの質向上を目指し、教育・研究・社会貢献活動に取り組んでいます。 
基礎教育から継続教育までを見通した実践力の育成と、理論・研究・エビデンスに基づくケア技術の開発を進めています。 
また、治療と仕事・家庭生活との両立を支え、本人を中心に人・場・社会資源をつなぎ、その人に合ったケア環境を共につくる仕組みや多職種連携について研究・研修を行っています。 

成人看護学(がん看護学)

教員構成 青木 早苗・高山 良子
領域紹介 がん看護学は、がん予防から診断・治療、治療後の生活、人生の最終段階に至るまで、がんとともに生きる人と家族を支える看護を探究する領域です。がん医療の高度化や療養の場の多様化に伴い、患者・家族はさまざまな意思決定や生活上の課題に直面します。その人らしい生き方や価値観を尊重しながら、全人的な苦痛の緩和とQOLの向上を目指した看護について学びます。また、多職種と協働しながら継続的な支援を行うための実践と教育・研究を行っています。
活動内容

大学院では、高度実践看護師教育を通して、がん患者・家族の複雑な健康課題に対応できる高度な実践力・教育力・研究力を備えた人材の育成に取り組んでいます。また、がんサバイバーシップや遺伝性腫瘍看護、意思決定支援などに関する研究を行っています。さらに、文部科学省「がんプロフェッショナル養成プラン」に参画し、大学院教育やリカレント教育を通して地域のがん医療を支える専門職の育成に取り組んでいます。また、学校や地域におけるがん教育・啓発活動を通して、がんに関する理解促進と地域社会への貢献を目指しています。

老人看護学

教員構成 竹﨑 久美子・塩見 理香・中井 あい
領域紹介 人生の先輩である高齢者の看護について学ぶ領域です。「加齢」や「老化」という自然なプロセスや老年期の特徴を学ぶと共に、それぞれに長い人生を歩んでこられた高齢者を人生の先輩として理解し、尊厳を守ること、高齢者特有の健康障がいを回避すること、生活志向の看護援助で高齢者の本来の力を発揮してもらう基本的なケアや考え方について学修していきます。
活動内容

1回生最初のふれあい看護実習で、地域でお元気に暮らされている高齢者を知るところから学びが始まります。授業では、2回生から高齢者の特徴や社会や制度の動き、老人看護に纏わる様々な理論的基盤について学び、自宅でできる高齢者擬似体験や高齢者へのインタビューを通して身体的のみならず、心理・社会的側面からも高齢者について体験的に学びます。実習では、急性期病院において、高齢者特有の健康障がいに対する個別的な看護ケアについて、理解を深めます。
地域の看護職の方々や大学院修了生とは、Webを活用したケース検討会を実施しています。看護研究では、急性期病院における認知症高齢者の身体拘束防止に取り組み、老人看護の向上に貢献しています。

精神看護学

教員構成 田井 雅子・畠山 卓也・池内 香・小松原 大典
領域紹介 精神看護学領域は、ケアの対象となる人の「その人らしさ」や「その人らしい生活」という視点を大切にしています。そのために、心のしくみや精神障がい者のおかれている状況を理解し、心の健康が乱されることによって生じる様々な状態とその人のもつ力や強みを捉えることができるよう考えます。また、自分自身の看護職者としてのあり方を常に省みる姿勢を身につけていくことや、心の健康に乱れを生じている人々が自分らしい生活を営もうとする力を支える看護技術について学びます。
活動内容

授業では、模擬カルテや動画を用いて看護の実際を学んでいます。教員の臨床経験や実践例を講義内に積極的に組み込み、学習者が精神科臨床をイメージできるよう学習環境を整え、実践的に精神看護を学べるようにしています。個人の心の構造・機能、生活のありようを理解して、患者像を描き、セルフケア看護モデルを活用して個別性のある看護を展開する方法について学ぶなど、実践での活動を視野に入れた授業を行っています。また、精神科病院でのボランティア活動に参加したり、事例検討会を定期的に開催したりしています。

小児看護学

教員構成 高谷 恭子・有田 直子・田之頭 恵里・佃 勇輝
領域紹介 乳児期から思春期の子どもが、自ら力を発揮して健康の保持増進や病気に伴う療養に取り組みながら、日々成長発達することを支える看護を学びます。小児看護学の基礎知識や理論を学び、子どもを身体・心理・社会的側面から包括的に捉える基本的能力を培っていきます。実習では、子どもや家族と援助関係を結びながら、実習施設の方々と連携して、子どもにとって最善となる看護を考え、子どもが豊かな人生を歩むことができる看護実践を探求しています。
活動内容

講義や演習で学んだ知識・技術を用いて、子どもの権利や尊厳を守る倫理的実践を行う能力の修得・向上を目指しています。そのため、高機能シミュレーターを用いたフィジカルアセスメントやロールプレイを行い、実習に向けた準備性を高めたり、小児看護に携わる専門職や大学院生、教員とのディスカッション等を踏まえて、子どもを看護するチームとしての実践力も高めています。また、看護研究では、健康状態にかかわらず、子どもの体験世界の理解や親の取り組み等を探求しています。

母性看護学・助産看護学

教員構成 嶋岡 暢希・岩﨑 順子・青木 良枝・飯田 悠花・德岡 麻由・前田 愛友香
領域紹介 母性看護学は、あらゆる世代の女性が性と生殖に関する健康を享受し、更に発揮できるよう支援する実践科学です。講義や演習・実習を通して、女性、母子(胎児)と家族、各ライフステージを健康で安寧に過ごすための支援方法や技術を学んでいきます。また、これらの学びは、生命の尊厳、セクシュアリティを考える機会となっています。
助産看護学は助産コース履修者を対象に開講されます。講義や演習・実習では、これまで学習した知識・技術を基盤に、助産看護に必要な専門的知識と科学的・倫理的判断に基づく技術、また、その人らしさを尊重し、女性と家族の成長・発達を促進する援助を学んでいきます。
活動内容

母性・助産看護学の演習では、周産期全身シミュレーターや授乳モデル、ベビーバイタルサインモデルなどを活用して臨床場面を再現し、実践的な知識・技術を身につけていきます。特に助産看護の演習では、模擬産婦、シミュレーターを組み合わせて活用しながら、刻々と変化する状況を再現し、分娩進行の助産診断や実践を繰り返してトレーニングしていきます。臨床実習では、指導者と連携し、学生の個々の目標に応じてきめ細やかな実習指導に努めています。また、地域の看護職のみなさんとの勉強会や事例検討会の開催、子どもを育てる親への看護に関する研究や災害時における妊産褥婦への看護に関する研究等、母性・助産看護の質の向上のために取り組んでいます。

広域看護分野

在宅看護学

教員構成 川上 理子・井上 加奈子・竹中 英利子
領域紹介 在宅看護は、乳児から高齢者まで幅広い年齢層を対象とし、病気や障がいをもつ療養者やその家族が住み慣れた地域でその人らしく生活することを支える領域です。よりよい療養環境を整えるために病院から在宅へと一貫したケアを継続していくことや、在宅生活を支える多職種で途切れのない人の輪をつくることを大切にしています。さらに、近年の高まる在宅での高度医療ニーズに応じて、自宅でも多職種と協働して高度な医療技術を展開できる人材育成にも力を入れています。
活動内容

授業では、セルフケア理論などを活用して療養者とその家族の生活を捉えます。また、療養者が病気や障がいがあっても本来の力を発揮できるようストレングスにも注目しつつ、専門的な知識や技術の活用法を学びます。さらに、社会的ネットワークの構築の支援に向けてケアマネジメントについても習得します。学習した知識は、療養者とその家族を個人-家族-地域社会の視座で総合的に捉えられるよう実習を通して応用していきます。

地域看護学

教員構成 石川 麻衣・小澤 若菜・岩井 由里・小味 慶子
領域紹介 地域看護学は、家庭・学校・職場など多様な生活の場において、個人・家族・集団のヘルスニーズに応じた支援と、健康を支える地域の仕組みづくりを通して、人々が健康状態や障害の有無にかかわらず自分らしく生活できる地域の実現をめざす領域です。ヘルスプロモーションの理念に基づき、住民の主体的な健康づくりを発展させる方法や、災害や感染症などの健康危機に備え、安全で安心して暮らせるコミュニティの形成に寄与する看護の機能と役割を学びます。
活動内容

講義・演習・実習を通じ、理論や知識を基に地区活動を実践できる力が身に付くように、教育方法の検討を重ねています。卒業研究では、「育児休業を取得した父親の子育てに関するエンパワメント」「一人暮らしの男性高齢者のヘルスリテラシー」などのテーマに取り組む学生を支援しています。また、保健師のキャリアアップやスキルアップを支援するために、高知県内の保健師の方々と、高知県人材育成ガイドラインの作成・推進や、事業検討会・勉強会・交流会・共同研究に協働して取り組んでいます。

学校保健

教員構成 池添 志乃
領域紹介 いま、養護教諭に求められているのは、救急処置などの従来の役割とともに、ヘルスカウンセリングや学校内および地域の医療機関等との連携を行うことです。ヘルスカウンセリングを行うには、身体を看る力、心を看る力、発達段階を看る力など、複眼的にあらゆる視点から子どもたちをとらえることが重要です。他職種や地域との連携を行うにはコーディネーターの力が必要です。本学ではそれらの力を育み、専門的な知識や技術を身につけ、看護師、保健師の免許をもった養護教諭として、さまざまな健康レベルの子どもが生き生きとした学校生活を送ることができるよう、子どもや家族を支える養護教諭を目指しています。
活動内容

学校保健活動のなかでのご家族を含めた子どものもつ力を支えるかかわりや、慢性疾患などの病気をもつ子ども、医療的ケアが必要な子どもやご家族への養護教諭としての支援のあり方について研究しています。講義ではロールプレイや実技演習を取り入れて、既存の看護の知識や技術を基盤としながら、養護教諭の専門性や実践力の発達を支援していくことを目指しています。また養護教諭を目指す学生のみなさんは、地域の小学校の「開かれた学校づくり」の一環として児童への絵本の読み聞かせや保健指導などの活動に参加させていただき、さまざまな発達段階にある子どもたちとの関わりを通じて学びを深めています。

災害・国際看護学

教員構成 木下 真里・中井 寿雄
領域紹介 災害・国際看護学領域では、頻発する自然災害や感染症の流行、紛争、貧困や環境問題など、人間の安全保障を脅かすグローバルな課題に対して幅広く対応できる国際力、学際力、指導力を総合的に備えた人材の育成を目指しています。状況に合わせた看護を提供する能力を培うことは、学士課程教育に求められている「想定外の事態に遭遇したときに、そこに存在する問題を発見し、それを解決するための道筋を見定める能力」の育成につながると考えます。広い視野で人々の健康を実現するための持続可能な社会システムの構築に寄与する能力を育てます。
活動内容

災害については、災害発生直後から中・長期的な復興時期、さらには次の被害を防ぐための備えの時期まで、各時期に必要な専門知識・技術を、学外演習などを通して実践的に学びます。救急医療に偏らず、被災者を人として大切に扱うための看護ケアについて学ぶことが特徴です。グローバルな健康課題については、多様な価値観を認め、自らがグローバル社会の一員であることを理解できるように、豊富な海外の実例や、当事者から直接学ぶ機会を提供しています。災害・国際看護は、いずれも、小児、母性、高齢者看護、精神看護、在宅看護など、すべての専門領域と分野横断的な性格があることから、各領域と共同し、相互に学びを深めます。