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アストラル(平成28年第3回)

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ページID:0027362 更新日:2023年4月3日更新 印刷ページ表示

がん看護学領域修了生の会『アストラル』

第2回報告書

第4回報告書

平成28年度第3回アストラルの会学習会を開催しました

 

テーマ 最新の肝臓がん治療
講師 特定医療法人久会 図南病院 肝臓専門医 宇賀 公宣 先生
日時 平成28年9月24日(土曜日)13時00分~15時00分
場所 高知県立大学看護学部池キャンパス看護学部棟2階C220
参加者 アストラルの会メンバー6名、教員2名

 

講師の画像
<講師:宇賀 公宣 先生>

9月24日(土曜日)に特定医療法人久会図南病院の肝臓専門医である宇賀公宣先生をお迎えし、第3回アストラルの会学習会を開催しました。
講義では、肝臓がん治療として、手術や経皮的ラジオ波焼灼療法、肝動脈化学塞栓療法、分子標的治療について、適応や最新の治療方法について、事例や画像をもとに具体的にご教授いただきました。肝臓がん患者さんの治療選択においてはPerformance Status(PS)と肝機能が重要になり、患者さんの治療選択肢を広げるためにも、PSを低下させない看護介入の必要について学びました。また、肝臓がん治療においては、再発予防が重要であり、肝炎ウイルスや肝硬変の治療についてご講義いただきました。肝臓がん予防では、患者さんだけでなく家族に検査を進めることや正しい情報を提供することなど、必要な看護師の役割についても明確に伝えて頂きました。

 

講義の様子
<講義の様子>

参加者の困難事例や疑問に対しては、丁寧に説明していただき、参加者は看護実践に活用できる多くの学びや知識を得ることができました。最後に、先生のご経験を踏まえて看護師に期待する役割として「予後を意識して患者さんに接すること」について伝えて頂きました。肝臓がん患者さんは症状が現れにくいことや同じ治療を繰り返すことから、医療者も予後を見据えることが難しいが、肝機能とPSの低下が一つの指標になるため、患者さんの状態の変化を意識して捉える必要についてご助言をいただき、がん看護専門看護師としての役割開発についても考える機会になりました。
今回の学習会全体を通して、肝臓がん患者さんと真摯に向き合う宇賀先生の熱意を感じ、がん看護専門看護師としての実践への意欲も高めることができました。


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