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高知県糖尿病保健指導連携体制構築事業は、高知県より委託を受け、令和元年度からスタートしました。本事業では、高知県の血管病重症化予防をすすめるために、地域の中核となる基幹病院において、院内や関係機関との連携体制構築のための検討会の実施や、糖尿病患者への生活指導及び多職種のケア調整を行うことのできる血管病調整看護師の育成のための研修会や支援を行っています。
高知県は、全国に比べて男性の壮年期死亡率が高く、糖尿病をはじめとする血管病対策が課題となっています。心理社会的な要因によって患者さんが治療を中断したり、生活習慣が改善できないことにより、身体状況が悪化し糖尿病の重症化を招いています。また、糖尿病の専門的医療機関以外の病院や診療所の多くでは看護師が通常業務の中で患者への生活指導に十分な対応ができづらいという現状があります。そこで、本事業では糖尿病に焦点を当て、治療中断やコントロール不良になりやすいハイリスク者の減少に向けて、看護師を核とした糖尿病患者への継続的かつ効果的な生活指導体制の構築を目的としています。
≪全体図≫
令和5年度糖尿病保健指導連携体制構築事業全体図 (PDFファイル:639KB)
今年度の活動概略(健康長寿センター活動成果報告書抜粋) (PDFファイル:5.33MB)
【お問い合わせ先】
高知県立大学 地域連携部 企画調整課 健康長寿研究センター担当 谷
〒781-8515 高知市池2751番地1
電話:088-847-8815 Fax:088-847-8579