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高知医療センターと手を携えて、医療教育、専門職者教育、患者教育、県民啓発など包括的に実施していきたいと考えています。
包括的連携協定を締結している高知医療センターと合同で、高知県民を対象とした研修会を開催しています。
【令和3年度開催内容】
テーマ:「超高齢社会における医療介護連携について」~家族で考える将来の高齢者医療とケア~
高知県では分娩施設数の減少と、近い将来発生するとされている南海トラフ大地震によって、分娩施設以外での分娩が想定されており、周産期医療は専門家に関わらず、病院施設外での分娩や妊産婦救急の場面で対応できる力を身につけることがとても重要です。本研修は受講した救急隊員が産科救急の初期対応までの能力を身につけ、妊産婦に適切なケアが提供されるまでの時間を短縮し、病院外で急変した妊産婦の予後が改善していくことが期待できます。また医療機関と消防がともに産科救急の初期対応を検討することは、高知県全体の周産期医療の質向上につながると考えております。
分娩介助演習 車中分娩の演習
慢性腎臓病の治療において、食事療法は重要であり、食事療法を適正に実施することで重症化予防が期待されます。平成25年度に高知医療センター・高知県立大学包括的連携協議会の連携事業として、「慢性腎臓病(CKD)患者さんのための食事療法手引き」(以下、食事療法手引き)が作成され、食事療法手引きを利用した料理教室を地域住民や慢性疾患を有する患者さんを対象に開催しております。平成30年度には新たなレシピを紹介した「慢性腎臓病(CKD)患者さんのための食事療法手引き」(改訂版)を作成しました。
「慢性腎臓病(CKD)患者さんの食事療法手引き」(改訂版)はこちらから