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平成29年10月16日(月曜日)に「物忘れから始める認知症予防」をテーマに土佐清水市社会福祉センターにおいて健康長寿体験型セミナーを開催いたしました。当日は、あいにくの雨天にもかかわらず、共催の土佐清水市健康推進課の皆様の積極的なお声掛けにより、66名の地域住民の参加がありました。
看護学部竹崎久美子教授の講演では、「単なる物忘れ」と「認知症」の違いについて説明がありました。また、些細なことでも思い出そうとすることでセロトニン分泌を促進すること、料理や運動など日々の生活そのものが認知症予防になることなどの説明がありました。講演の後半では、「あとだしじゃんけん」や「穴埋めの四字熟語」、「都道府県当てクイズ」など、脳を使う体験も実施しました。参加者からは、「普段聞いたことがないセミナーで大変良い勉強になった」「楽しく、脳が活性化した」「認知症の心配をしていたので、こういう機会があればまた参加したい」という意見が聞かれました。
さらに、体験コーナーでは、骨健康度測定、血管年齢測定、唾液ストレス測定、間違い探し、認知症チェック・テスト体験、噛む能力チェックを実施しました。参加者の方々からは、認知症予防の体験を通して、「家でも自分でできることを取り組んでいきたい」、「帰って家族にも教えたい」という声も聞かれました。
土佐清水市健康推進課のご担当の方からは、「初めて講演会に参加してくれた方も多く、今回のセミナー開催は大変好評でした。住民の方々からは、「先生の話が分かりやすくてよかった」「色んなことが体験できてよかった」との感想をいただきました。また、参加された方々がセミナーを満喫されている姿が印象的でした。ぜひ来年度以降も開催をお願いしたいです。」とのご感想をいただいております。
健康長寿センターでは、今後も県民の皆様の健康の向上に寄与する様々な企画をしていきたいと考えています。
後出しジャンケン |
指1本ずらしてカウントしていく指の体操 |
骨健康度測定 |
血管年齢測定 |
唾液ストレス測定 |
間違い探し |
認知症チェック・テスト体験 |
噛む能力チェック |