令和2年度入退院支援事業「第1回 コーディネート能力修得研修」(9月8日)開催報告
今年度も、高知県からの委託を受け、健康長寿センター「入退院支援事業」が始動しています。研修事業の先陣を切って9月8日(火曜日)高知ぢばさんセンターにて入退院支援コーディネート能力修得研修を開催しました。
入退院支援事業では、事業に参加される病院と地域とともに「地域・病院・多職種協働型」の入退院支援の推進に向け、取り組んでおり、その中で、「病院と地域をつなぐ」「病院内外の多職種をつなぐ」等の役割を担えるコーディネーターの必要性を実感しています。病院内外での横断的な支援及び、地域・多職種協働型の入退院支援をコーディネート出来る人材の育成のため、全3回の研修を実施しています。
【研修内容】
□ 入退院支援事業の概要説明
入退院支援におけるコーディネート能力修得研修の位置づけ
入退院支援事業責任者 看護学部教授 森下 安子
□ 地域・病院・多職種協働の場においてコーディネート能力とは?
看護学部教授 久保田 聰美
<参加者からの感想 ※抜粋>
・多職種からみた自分の専門職に対する理解や、期待されていることが分かりました。
・現状も個人差でとらえ方が違うため情報を共有し、課題を明確にして働きかけ、課題を一つ一つクリアしていきたい。
・自分自身のこと、職種の強み、多職種の強み等、今まで考えたことがなかったのでお互いの専門性を活かしていくためにも今後意識していきたいと思った。
・患者さんが病院から出て地域に帰るとはどういうことなのか、原点に戻り考えるきっかけになった。まだまだ知識、技術も不足しているが、在宅、地域に帰るということを毎日意識して入退院支援をしていきたいと思った。
・情報交換だけのカンファレンスでは意味がなく、そこからどう支援していくのか、多職種連携していくのかという所まで考えていかないといけない事を再確認できた。
・実際にやっている業務をあらためて振り返り、役割の明確化が出来て、いっそう連携を深めていかないといけないなと思った。日々、時間に追われるが、目指す姿は何か、現状から課題を見極めていきたいと思った。
会場全体の様子
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看護学部 森下安子教授による
事業説明の様子
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看護学部 久保田聰美教授による
研修の様子
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グループワークの様子(1)
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グループワークの様子(2)
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発表の様子
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令和2年度入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin2006.html
【お問い合わせ先】
高知県立大学総務企画部企画連携課 由比・乾・沖野
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