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本学は高知市との包括協定を結び、池キャンパス・永国寺キャンパスともに大規模災害時の指定避難所に位置づけられています。災害はいつ発生するか分からず、職員誰もが避難所運営に携わる可能性があるため、災害に備え、全職員が実際に避難所を運営できるようになるための実践的な研修を実施しています。
第3回避難所運営研修を8月22日(火曜日)、23日(水曜日)に池キャンパスで開催しました。参加者は47名でした。
今回の研修では、池キャンパスの体育館に避難所を開設する際に、区割りをどのようにするのか、受付ではどのような項目を情報収集するのかなどについて机上検討し、その後実際に体育館で区割り作業等を実践しました。
まず、グループワークを行いました。本学の近隣地区別人口及び津波ハザードマップをもとに、災害発生時の想定避難者をシミュレーションし、避難所となる体育館の図面に区割りを書き込んでいきました。また、受付時の聞き取り項目を考え、高知県のマニュアルにある「避難者名簿」「避難者世帯票」の内容を確認しました。
次に体育館へ移動し、机上検討した区割りをもとに、実際に避難所設営作業を行いました。
簡易テントを設置し、折り畳みベッドも組み立てました。通路の幅の広さやテントの入り口の向きなど、さまざまなシミュレーションを行いました。
参加した職員からは、「実際に区割り作業を体験したことでイメージがつかめた」「体育館の広さや暑さを実感することができた」「避難所を運営するうえで課題が多くあるということを認識できた」などの感想がありました。
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