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平成27年度模擬患者(SP)参加型医療コミュニケーション研修 報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年7月17日更新

健康長寿センターからのお知らせ

平成27年度模擬患者(SP)参加型医療コミュニケーション研修が開催されました

 本年度も高知医療センターとの包括的連携に基づく事業の1つとして、「SP参加型医療コミュニケーション研修会」を開催しました。SP (模擬患者、Simulated Patient)についての理解は、両機関の教職員に徐々に浸透してきましたが、学生や研修医の方々には「SPって何?」「SPは何ができるの?」といった基本的な疑問をお持ちの方がまだ多くいらっしゃいます。そういった方々に、SPについての理解を深めてもらうための研修会を医療センターと合同で毎年1回実施しており、今年の参加者数は両機関合わせて33名でした。

 参加者の緊張を解くためのアイスブレーキングゲームの後、「SPとして大切にしていること」というタイトルで響き合いネットワーク・岡山SP研究会の前田純子氏からお話しをいただきました。前田氏は「心の動きに気付くこと」がSPにとって大切で、これは普段私たちが生活をする上でも重要なことであると話されました。そして、「最近心が動いたこと」について各自が考え、それをグループ内で発表し合いました。前田氏は参加者の何人かに「最近心が動いたこと」を尋ねて回られました。

 後半では、響き合いネットワーク・岡山SP研究会のSPさん4人が4つのグループをローテーションする形式で、参加者がSPを模擬体験するロールプレイ研修でした。各グループの中で1人が“進行役”になり、1人が“病院職員役”に、後の参加者はSPと病院職員役との対話を周りから見学しました。
 今回の想定は、いろいろな「悩み」を抱えた“SPさん”が、病院内で“病院職員役”にたまたま出会ったという筋書きです。“病院職員役”の参加者は“SPさん”を席に案内し、なんだか気分不良の患者さん、風邪だという診断が不安な患者さん、白血病で治療費が心配な患者さん、さらに妊婦の妻が子宮頸がんだと電話を受けたばかりの男性…とバラエティーに富んだ「悩み」を自分の職種として聞きました。それぞれのロールプレイの後に“進行役”が、その時にどう感じたかを参加者から聞き出す「フィードバック」を行います。それぞれ職種の違う立場の参加者が、活発に感想を述べていました。
 全体での分かち合いの時間では、研修医にとっては特にインパクトが大きいものであったようで、「医療センターで行っている研修会の中でこのSP参加型医療コミュニケーション研修会が最高だ!」と感想を述べていました。研修医指導医、看護局科長、栄養局長など職員を指導する立場の方々の参加が多かったことも本年度の特徴でした。本学からは看護学部、健康栄養学部から学生4名が参加しており、これから医療や福祉の場で働く学生としても意義深い体験になったと思います。

 

【事業名】参加型医療コミュニケーション研修

【主 催】高知医療センター・高知県立大学SP研究会、高知医療センター・高知県立大学包括的連携事業

【日 時】平成27年7月4日(土曜日) 13時~17時

【場 所】高知県立大学健康栄養学部棟3階(A306)

【講 師】NPO法人 響き合いネットワーク・岡山SP研究会(前田純子氏ほか SP4名)

 

岡山SP研究会の皆様の紹介画像 SPとはなにかの紹介画像
岡山SP研究会のみなさまのご紹介 岡山SP研究会 代表 前田純子氏 「SPとは?」
ロールプレイの様子 ロールプレイの画像
岡山SP研究会のSPさん(右側) 真に迫る演技で、
“病院職員役”の参加者は心を動かされます
フィードバックの時間には、観察役、SPなど
グループ全員から感想を貰いました