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高知県立大学健康長寿センター開設10周年記念事業 「認知症になっても安心して住み続けられる高知家づくり」 開催報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月3日更新

高知県立大学健康長寿センター開設10周年記念事業 「認知症になっても安心して住み続けられる高知家づくり」 開催報告

 11月2日(土曜日)に本学池キャンパス大講義室で、高知県立大学健康長寿センター開設10周年記念事業を開催しました。

 最初に、中野綾美副学長からの挨拶のあと、健康長寿センターの池田光徳センター長より、健康長寿センターの10年の歩みを紹介しました。
 特別講演では、鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座・環境保健学分野の浦上克哉教授から「認知症予防の最新情報」をテーマに、ご講演いただきました。
 浦上教授からは、認知症の進行を抑えることも認知症予防の1つであるとの説明があり、聴力低下や嗅覚低下が認知症の最初期症状の一つであること、年代ごとに取り組むべき予防の種類が異なることなどのお話がありました。また、浦上教授は軽度認知障害(MCI)という考え方を提唱され、住民検診、予防教室、さらに「とっとり方式認知症予防プログラム開発研究」へ予防活動を広げられたことのお話をいただきました。浦上教授が開発されたタッチパネル式コンピューターを用いた、認知症の疑いのある人をスクリーニングする診断プログラムや、アロマを用いた昼夜別の嗅覚刺激の具体例についてもご紹介いただきました。

 特別講演後には、「認知症になっても安心して住み続けられる高知家づくり」をテーマにシンポジウムを開催しました。
 シンポジウムでは、本センターの活動紹介を兼ねて、健康長寿センター特任准教授 森下幸子による「訪問看護師育成から支える高知家づくり」、社会福祉学部講師 河内康文による「高知の介護・福祉人材を確保するための高校生への取り組み」および看護学部教授 森下安子による「『住み慣れた自宅で暮らす』を支える高知家専門職ネットワークづくり」の3題の発表を行いました。特別講演、シンポジウムともに、会場からの質問を受け、参加者の皆様とともに高知家づくりを考える場となりました。

 その後は、ご自身の健康状態をチェックしていただく体験コーナーに自由に参加していただきました。準備した体験コーナーには、浦上教授監修の物忘れ相談プログラムや浦上式アロマオイルのほか、骨健康度測定、血管年齢測定、唾液ストレスチェック、認知症チェックテスト、認知症予防のための食事栄養バランスチェックなどのブースや、一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク高知の方にもご協力いただき、「住み慣れた場所での暮らしを助ける福祉用具~最新情報~」として、移動式リフト等の展示・説明も行いました。

 記念事業への参加者数は195名であり、医療保険従事者から、一般の方、高校生まで、たくさんの方に来場いただきました。

 アンケートでは、特別講演について参考になった、大変参考になったとの高評価が90パーセントを占め、今後、大学に行ってほしいテーマでも「認知症」についてのご要望が多くうかがえました。事業終了後も、体験型セミナーへのお問い合わせや、本事業へのお問い合わせもあり、健康長寿センターが実施している県民の皆様に向けた「健康長寿」の情報発信、行動していただくための場づくりに繋げることができました。ご来場いただいた皆様、本センターの運営にご協力をいただいている方々に、改めて感謝いたします。

 

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浦上克哉氏による特別講演

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特別講演の様子

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参加者からの質疑応答

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質疑応答にも丁寧に答えていただきました

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シンポジウムの様子

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シンポジウム質疑応答

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最新の福祉用具の紹介コーナー
 

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浦上先生監修の
物忘れ相談プログラム

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浦上式アロマオイルを使った
マッサージ体験

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血管年齢測定の様子